| 店内設備を常に「お客様目線」でチェックしていく |
| ─ 今回お訪ねしている株式会社オザムさんは、パチンコチェーン店「トワーズ」全店舗にAED(※)を常備しているそうですが、導入に至るまでの経緯をお話いただけますでしょうか? |
埼玉県狭山市にあります「トワーズ狭山店」にて、ご遊技中のお客様が急に倒れられたことがきっかけです。当時の店長がスキューバダイビングの経験者で、記憶をたどりながら救命措置を行ったのですが、残念ながらその方はお亡くなりになられました。ご家族の方からは感謝のお言葉を頂戴いたしたのですが、お客様に真の「安全」を提供するという使命を全うする為にはAEDが必要であると、設置に踏み切りました。 |
| ─ AEDを使用するにあたって、特別な講習などは必要あるのでしょうか?もし、講習が必要なのであれば、全従業員の方が、講習を受けているのでしょうか? |
AEDを正しく使用する為に、東京救急協会様主催の「普通救命講習」を受講しております。今日現在、全店舗マネジメントスタッフ、全店舗マネージャー、全店長、全エリア担当、全部課長が普通救命講習をすでに受講致しております。トワーズでは、365日開店から閉店まで必ず救命措置が実践できるスタッフが常駐している状況を作り、お客様に安心してご遊技をして頂いております。 |
| ─ 実際にAEDを使用して救命活動をされたことはあるのでしょうか? |
| 平成17年7月12日トワーズ武蔵村山店にて、50歳代男性のお客様がご遊技中に倒れられました。店長の的場(マトバ)が同年3月に受講した「普通救命講習」で学んだ通り、意識確認→呼吸確認→体動確認を行い、いづれも反応が無かった為心臓マッサージと人工呼吸を行いました。救急車が到着するまでとにかく続けました。結果的に一命を取り留めることが出来ました。後日、東京消防庁総監感謝状を頂戴いたしました。 |
| ─ AEDの常備により、お客様へ安全と安心を提供していると思うのですが、これ以外にお客様の安全を守る活動は行っていますか? |
当たり前のことですが、雨天時に入口でお客様が滑らない様に、足拭きマットのメンテナンスを万全に行うこと。また、店内でお客様が転ばない様に、パチンコ玉が常に1玉も落ちていない状況を維持すること。店内設備を常に「お客様目線」でチェックしていくことがお客様の安全を守ることにつながると考えております。 |
| ─ 昨今、子供の車内放置による熱中症が社会問題になっていますが、この問題への取り組みはいかがでしょうか? |
| 駐車場に常駐している警備員さんに常に車内のチェックを行っていただくと同時に、我々スタッフも1時間に1回駐車場チェックを行い、万全の体制をしいております。但し、根本的な問題解決としては「ご両親のご理解」が必須ですので、事故が起きないよう、常にお客様に呼びかけを致しております。多くのお客様にご理解を頂いて、トワーズでは車内にお子様がお一人でいる状況は、まずありません。 |
| ※AEDとは・・ |
Automated External Defibrillatorの頭文字をとったもので、自動体外式除細動器ともいわれています。AEDは、電源を入れると日本語の音声メッセージで操作のしかたを指示してくれ、電極パッドと呼ばれるシールを傷病者の胸に絵で示されているとおりに貼り付けると、傷病者の心臓のリズムを自動的に調べ、除細動が必要な不整脈かどうかを自動的に判定し、どのような操作をすべきかを音声メッセージで指示してくれ、除細動を行う必要がある時に限って、除細動をするようにとの指示を具体的に出すしくみになっている、薬事法に基づく承認を受けた医療機器です。
また、AEDは、心室細動や無脈性心室頻拍といわれる不整脈による心臓停止については有効ですが、その他の原因による心臓停止については有効ではありません。したがって、AEDは全ての心臓停止に対して万能ではなく、それに対応するためには、心臓マッサージや人工呼吸などの心肺蘇生法を適切に行うことが必要です。
|
| |