| 支援に際しては実際に現場に行き、支援した活動を把握するようにしています。 |
| ─ 青少年の健全育成を支援することを目的に「ナコルル&テリークラブ」を設立したとのことですが、設立にいたる経緯をお聞かせ願えないでしょうか?
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| 当社が取り扱っているアミューズメント分野(パチスロ・ゲーム等)は、多くのユーザーに支持され、社会に娯楽を提供するものとして定着しつつありますが、一方では、ゲームやパチスロが社会的に与える影響という部分も無視できないものとして存在しています。当社は、このことを踏まえ、アミューズメントを提供する立場から、社会貢献活動を積極的に推進するため、青少年の健全な育成を目指し、青少年育成支援活動のための「ナコルル&テリークラブ」を設立しました。
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| ─ 具体的にどのような支援活動を行っているのでしょうか? |
| 各団体による青少年の育成を目的とした非営利活動に対する支援を行っています。具体的には、「 教育環境整備の支援 」としまして、子どもたちの学力低下を防ぐため、教育活動の環境整備を図ることで、青少年の育成を目指しています。次に「
自然とのふれあいの支援」としまして、自然とふれあい、環境保護活動などの体感学習を通じ、自然を愛する優しい心を育むことで、青少年の育成を目指しています。最後に「
スポーツ活動の支援 」としまして、 スポーツを通じ、子どもたちが協調・協力できる豊かな人間関係を築くことで、青少年の育成を目指しています。主な支援先としまして、社団法人 全国子ども会連合会(含 社団法人 新潟県子ども会連絡協議会)、財団法人 オイスカ、NPO法人 日本フライングディスク協会です。
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| ─ 活動は全国展開されていらっしゃいますが、支援先の決定はどのようにして行われるのでしょうか? |
支援の条件としましては、まず、ナコルル&テリークラブの支援方針である「
教育環境整備の支援 」「 自然とのふれあいの支援」「 スポーツ活動の支援 」に合致した活動を行っていることと、単なる協賛、資金援助ではなく、具体的な活動に対する支援であること
です。支援金額の決定方法は、 通期利益の1%を基準とした支援予算をあらかじめ決定し、予算の範囲内で支援先・金額を決定しています。団体からの支援要請に基づく場合と、当社が団体に対して提案するケースの両方があります。
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| ─ シンボルマークをナコルルとテリーにした理由をお聞かせ願えないでしょうか? |
ナコルルは、私たちのゲームソフト「サムライスピリッツ」のキャラクターで、『環境保護のシンボル』です。テリーは、SNKがかつてゲームメーカーとしてその地位を確立した名作「餓狼伝説」の主人公で、『青少年育成のシンボル』と位置づけています。
これらのキャラクターは、ゲームキャラクターの枠を抜け出し、我々SNKプレイモアが推進する様々な社会貢献のシンボルとして活躍していく、という趣旨です。 |
| ─ 教育環境整備の支援を行っているとの事ですが、具体的にはどのような活動になるのでしょうか? |
各団体を通じ、以下の活動を支援しました。
[社団法人 全国子ども会連合会] ■全国読み聞かせキャラバン(活動備品の進呈)
“読書活動”は、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。その重要性を鑑み、子ども会連合会では、子ども達が自主的な読書活動を行なうことができるよう、そのきっかけ作りとして、地域の子ども会組織等と協力し、「全国読み聞かせキャラバン」を実施しています。
■アクティブキッズスクエア(活動備品の進呈)
子どもたちの心身の成育のためには動きのある遊びを行なうことがとても重要なことであるという考えに基づき、子ども会連合会では、イベントへの参加を通じた人と人との出会いと関わりを大切にし、子どもたち同士の交流を図るとともに、子どもたちに体を思いっきり動かし、汗をかき遊ぶ活動を勧め、子どもの遊びとして体を動かす遊びを定着させていくこと推進しています。
■全国子ども会育成中央会議・研究大会(活動備品の進呈)
社団法人全国子ども会連合会は「子どもの育成を通して子どもの社会生活に必要な特性の涵養に努め、もって子どもの健全育成に寄与する(定款)」ことを使命とし、文部科学省の法人許可を得て40年に亘り活動を継続してきました。
この間、使命を達成するため、求める子ども像を「しなやかな感性を持つ子ども」の育成として「子どもの手による子ども会」実現を子ども会像に求め、行政機関と協働により、全国子ども会関係者の連絡・提携、指導者・育成者・リーダーの養成、情報交換等の事業に取り組んできました。特に、全国子ども会育成中央会議・研究大会は、子どものあるべき姿や課題について、全国の実践活動の中から積み上げ、構築する場として位置づけ、多大な成果を上げてきましたが、加入率の低下、参加者の減少など価値観の多様化とともに、子ども会運営・育成上の本質を問う育成課題が山積しており、その課題を解決しなければなりません。
法人許可40周年に開催される本会議・大会は、子ども会が抱える課題解決を目指し、「子ども」と「子ども会」像を確かめ、「子どもの居場所づくり推進事業研究大会」に参画し、地域定着の方策について英知をあつめて会議・研究を進めるものです。
[財団法人 オイスカ] ■つみ木遊び普及活動支援(つみ木制作費および活動費の援助)
(財)オイスカでは、積み木遊びによって子ども達の「心」に影響を与える様々な要素(創造力、理解力、計画性、表現力、協調性、自発性、辛抱強さ、喜怒哀楽、友達を理解する心)に着目し、同法人が推進する水源地を保全するための間伐で生じた木材を活用して積み木を制作し、小学校等に寄贈しています。
※本活動は、「教育環境整備」、「自然環境保護」の両面を持つ活動です。
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| ─ 自然とのふれあいを通じての活動はどのようなものになるのでしょうか? |
財団法人 オイスカを通じ、以下の活動を支援しました。
■青少年の海外協力ボランティア派遣支援(渡航費用の援助)
(財)オイスカでは、農村開発協力、環境保全、人材育成、普及啓発を目的として、青少年の海外協力ボランティア派遣を実施しています。 |
| ─ スポーツ活動を通じての活動はどのようなものになるのでしょうか? |
各団体を通じ、以下の活動を支援しました。
[NPO法人 日本フライングディスク協会] ■ドッヂビー全国大会の開催支援(第1回、第2回大会の協賛)
同協会では、フライングディスク(フリスビー)競技の普及・振興活動の一環として、年齢性別を問わず一緒に楽しめるスポーツとして「ドッヂビー」の積極的な普及に取り組んでおり、普及の第一歩として毎年ドッヂビー全国大会を開催しています。
[社団法人 全国子ども会連合会]
■ドッヂビー進呈(累計12,000個)
子ども会連合会では、 「アクティブキッズワールド」と同様に、全国の子ども会組織を通じて、子ども達が体を動かす遊びを定着させるため、ジュニア・リーダー(各地域で直接子ども会を運営する中高生)への研修等を通じて、レクリエーションや新しい遊びの啓発を行っています。新たな遊びのアイテムとして、子ども会連合会ではドッヂビーの積極的な推進をしています。 |
| ─ 活動をしている中で、様々な苦労などあったと思うのですが、その部分をお聞かせ願えないでしょうか? |
| ナコルル&テリークラブは、単なるスポンサーという位置づけではなく“各団体と理念を共有し、より現場に近い視点で支援をしていきたい”というスローガンを掲げて活動しているため、支援に際しては実際に現場に行き、支援した活動を把握するようにしています。『現場でどのようなニーズがあるのか?』『支援した結果、どのような効果があったのか?』という事を実際に目で見て、現場関係者や参加者から話を聞き、レポートしています。現在はまだ社内に選任スタッフを設置していないため、他の業務と並行して全国各地を視察するのはとてもハードです。また、子どもを対象とした活動が中心なので、土日に実施されるケースがほとんどで、担当者は休日返上で出張することが多いです。(寒い場所や熱い場所等、様々) |
| ─ 活動を通じて「やって良かった!」と思われる部分も多いと思うのですが、印象に残った出来事などあればお聞かせ願えないでしょうか? |
| 通常はそれぞれの団体と個別に活動しているのですが、各団体と関係を深めていく過程で、それぞれの目指す方向性が一致しそうな場合に、当社が間を取り持つ形で複数の団体が共同支援を行う場合があります。各団体のニーズがともに満たされ、同時に複数支援が実現しただけでなく、複数の団体がコラボレーションして支援活動することによって、より効果的な活動を実現することができ、ナコルル&テリークラブの存在意義を改めて感じ、充実感を得ることができました。 |
| ─ 今後も継続的に活動は行っていくのでしょうか?今後の展開などをお聞かせ下さい。 |
| これまでナコルル&テリークラブは様々な支援活動を行ってまいりましたが、その内容は真に社会が求めているものに対して直接的に支援するものであったと自負しています。同時に、どれも一朝一夕で達成できるものではなく、地道な活動を継続することに大きな意味を持つと考えています。今後も支援を継続し、その効果を最大化するために頑張っていきたいと思います。支援額を当社の利益額に応じた基準としているのも、社会とともに成長を続けて行きたいという理念の表れです。事業の拡大とともに支援活動も拡大していきたいと考えています。 |