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ジャグラーの産みの親、川崎氏に再インタビュー - ジャグラー
前回「アイムジャグラー」の開発秘話インタビューページで応募したアンケートを元に再インタビューを決行!
実は最初はジャグラーという名前じゃなかったんですよ!(笑)
─ 前回、インタビューさせていただいた記事を元にアンケートをとりましたが、今回はその集計結果を元にお話を進めさせていただければと思います。まず男女比率に関してですが、男性が86%と高い数値となりましたが‥?
 インターネットを利用するという部分で、若い方が多いでしょうし、女性より男性の方が精通してる部分があると思うので、これはしょうがないと思いますよ。
─ 年齢層に関してですが、20代の若い層の方が43%と意外にも多い数値となりました。インターネット世代ということもあるかと思いますが‥。
 やはりインターネットをできる方というのは限られているので、若い方が多いのではないでしょうか。実際にホール様で打っている方を見ている感じですと、プレイしている方は30代、40代が多いという感じがありますね。私は今、41歳なんですけど、私達よりもむしろ上の年代の方が多いかもしれません。45歳から50歳ぐらいの方がジャグラーのメインユーザー層だと思いますよ。
─ 「搭載して欲しい機能は?」の回答では、やはり「告知ランプ」に関するご意見が多かったのですが、その中で「豆球を復活して欲しい!」という意見が多く寄せられましたが・・。
 ランプは変えるつもりは全くありません。やっぱりGOGO!ランプを変えちゃったらジャグラーじゃなくなっちゃいますので。もちろん、豆電球に変更することは簡単に可能です。ただ、豆電球ですから切れるんですよ。GOGO!ランプが切れてしまうと、稼動してるお店にとっては、機械の性能に直接影響してしまいます。豆電球は営業中に勝手に替えられないので、その日はその機械を止めなくてはいけないんです。そのリスクをお店に強制することは出来ませんよ。
だからなるべく壊れないようにする為、LEDの方が良いんですよね。
現在「LEDを使って豆電球の光にしよう!」という研究はもちろんしています。ただ、全く同じ光り方は難しいですね‥。やはり、故障率を考えると、豆電球に戻すというのはちょっとしんどいかな、と思っています。その点、LEDは半永久的に点きますので、営業中に壊れることはまずありません。
ただし、LEDの光り方、表現は悪いですが、あのハッキリカッキリした冷たい光り方をぼやかせることはできます。それがキレイかどうかは実際に作ってみて体感してみた上で、更に工夫をしていかなければと思っています。
─ 「今までのジャグラーシリーズの中で一番好きな機種は?」の回答では「GOGOジャグラーV」がトップという結果になり、同様に「ジャグラーガール」も高い支持を受けています。
ジャグラーガールに関してはやはり告知音が人気の秘密だとお考えですか?
  そうですね、実はガールは好き嫌いが多かったんですよ。告知音の「ガコッ!」が嫌いだから、ガールは嫌いだという方もいました。

 今回はどっちの(告知音が好きなor嫌いな)お客様が打っても、「満足できるように、良かった機能を全部入れていこう!」と思い、告知音を採用しています。ただし、告知音が嫌いと言うお客様もいますので‥今回の機種は後告知が毎回鳴るわけではありません。ひっそり光る時と、音が鳴る時、それぞれ1/2の確率でサイコロを振っています。好きだと言う方にも嫌いだと言う方にも両方のお客様が楽しめるように作ったのが今回のアイムジャグラーなんです。今までの【良いとこ取り】みたいな感じですね。(笑)なぜその様にしたかと言えば、前回のインタビューでもお話ししましたが、4号機から5号機への通過規則はスペック的に非常に厳しいものがあり、それがある以上、同じものは作れないんですよね。仮に近いものが作れたとしても、4号機のジャグラーが残ってる間はスペック的にも絶対勝てません。しかし、4号機がなくなってしまった場合、他のメーカー様と比べてジャグラーだったら安心して打てる、という状態をまず作らなければなりません。
ジャグラーの中でも好き嫌いがある部分はもちろんありますが、ゲーム性を上げる為に各機種の良いところを全部入れてあげることにしたんですよ。
─ その他にもユーザーから多くの意見をいただきました。その中から幾つかピックアップしてお聞かせ下さい。まずは「ジャクラーはいつ・どの様に誕生したのか?」という意見からですが、いつ頃、どのような経緯で誕生したのですか?
 ジャグラーは11年ほど前に誕生しました。
実は「告知ランプを付けてもよい。」というルールは4号機からなんです。当時、他のメーカー様では「告知ランプなんか要らない、リール出目で勝負だ。」という傾向が強く、そういうリーチ目タイプの台がすごく増えたんです。 「ウチも当初はそれを目指そうかな?」と思いました。ただし仮に出来上がったとしても、営業力、宣伝力、製造の工業力、どれをとってみても大手には絶対勝てません。
そこで差別化を計るために、他が消去していった機能「告知ランプ」、コレに目を向けることにしたんです。 それでウチは告知ランプをメインにしたわけです。リーチ目なんかは逆に少ない方が良い、ということになりました。たくさんリーチ目がある機械は嫌いな人もいて、勉強してからじゃないと打てないとか、そういうのが嫌いだっていうお客様もいるわけですよ。ウチのは光ればいいだけで、単純明快ですよね。
「そういうのが好きだという人もいるのではないか?」と思いました。
「そういうお客様だけをターゲットにしていこう!」ということで作ったのがジャグラーなんです。
─ 次に「なぜピエロをモチーフにしたのでしょうか?」という意見がありました。
 ジャグラーの前はサーカスという台を作っていました。 それで次に出す機械だから、兄弟機ではないけれど系列くらいの立ち位置にして・・・「サーカスといえばピエロでしょう!」という単純な理由からなんです。実は最初はジャグラーという名前じゃなかったんですよ!ピエロだったんです。そうしたら発売1ヶ月前に、もう他の企業様がピエロで商標登録を既にしていることがわかったんです‥「これは発売するわけにはいかん!何か別の名前を‥」ということでつけた名前が【ジャグラー】なんです。
もしかしたら【GOGO!ピエロ】なんていう名前になってた可能性もあったんですよ(笑)
─ 次にゲーム性に関する質問など多く寄せられました。まず、一番多かった意見が「1G連チャン機能を搭載して欲しい。」という質問でした。
 無理です!(笑)意見は多いのですが・・・一般のお客様が5号機の規則をご存知ではないのはしょうがないです。言うのは簡単ですけど作るほうは死ぬほど大変なんですよ(笑)
─ 「GOGO!ランプが点灯する前にボーナスが揃ってしまう「生入り」時に何か特典をつけて欲しい。」
  実は逆に生入りさせて悔しがらせる、というのもジャグラーの狙いなんです。ジャグラーは後告知が殆どですよね?あれは実は皆様が毎回60円づつお支払いいただいて、後告知を1回見てるんですよ。毎回々々60円お支払いいただいて、ランプを鑑賞しているわけなんです。意外にみな様お気づきにならないのですが・・・
しかも、60円でランプを付けて、なおかつ次のゲームで1枚掛けして揃えるので、また20円払っていただいて、上手な人でも80円払って1回ボーナスということになります。
それが一日に40回あったとします。そうすると約3000円ですよね。お客様はお金をお支払いになりながら、告知ランプの鑑賞だけに3000円を払うわけです。生入り時というのは、損をさせない、という意味もあるので、本来であれば喜んでいただいて結構なんですよ。逆にそこまで味をつけているからジャグラーは楽しいんじゃないでしょうか。
─ 「無音・遅れを搭載して欲しい。」
  賛否両論あるんですよね。嫌だと言う方もいます。先ほど言ったように、年齢層高い方だと、「遅れがわからない」という意見があります。こうなると、どうしても不公平になってしまいます。わかる人には楽しいけど、わからない人から見たら「こんな機能いらない。」と言われてしまいます。無音・遅れが欲しい、という意見が相当数あがってきたらまたつけますよ。決して、個人的に嫌いではないですし(笑)つけることは可能ですよ。
─ これはチョットゲーム性とは関係ないのですが「ジャグラーグッズをもっと出して欲しい。」という、ファンの声もありました。
  実はあんまりたくさん出したくないんですよ。生活雑貨全部あるとか、食べ物から酒まであるとかそこまではしたくないんです。今よりは多少増やしてはいきますけど、このグッズがあれば一生暮らせる(笑)なんて事にはしたくありませんし‥希少価値が無くなってしまいますからね!
「どうだ、いいだろ!」って見せびらかせるくらいの流通度にしたいと思っているんです。人間って無いものは欲しくなり、有るものは「いつでも買えるからいいやっ!」てなりますよね。それなら「ないよ?ないよ?」と言われてる方が我々としても「すいません、ないんですよ〜」と言えますし。(笑)営業戦略の一つですかね(笑)
─ またゲーム性に関する質問に戻ります。「REGに偏り過ぎるので、BIG比率を上げて欲しい。」
 比率は変えようと思えば変えられますよ。しかし、BIGの比率をもうこれ以上、上げることは規則的に殆ど不可能でしょう。じゃあ、いわゆる獲得枚数、BIGボーナスと称した大当りゲームを作ったとして、今、ウチのアイムジャグラーは325枚です。コレをBIG1回100枚にするから大当りの方へ確率を振ることは可能です。でも、「BIG1回100枚でお客様は打ちますか?」それで獲得枚数どんどん削って、ジャグラーシリーズは200枚しか出ないと言うことになれば、お客様は打ってくれないんですよ。
 増やすことは今の5号機の規則上不可能に近いんですが、360枚くらいまでは増やせます。ただし、360枚くらいまで増やすとしたら、通常の確率がとてつもなく遠いところ(確率が低く)にいってしまいます。設定6で1/400や1/450なんてそんな機械を打ちますか? 他の機械でも1回の獲得枚数は増えるかもしれないですが、1日10回くらいしか出ないんですよ。そんな機械を打ってくださいますか?打たないでしょうね・・・
 5号の規則とも絡んでるんです。更にお客様のニーズにも絡んでいます。それで、なんとか考えたバランスが今のアイムジャグラーなんです。ホントにお客様が1/500、1/600でも良いからBIGしか当らないのを作ってくれっていうのなら作ります。ただそれが面白いかっていうと私は絶対面白いとは思いませんよ。BIGを上げたりすると、必ずどこかにシワ寄せがきます。それはユーザー様の考えている以上に規則の中での決め事が厳しいという現実があるんですよ。
─ やはり、4号機とは違い、5号機の規則は厳しいのですね。では、その中で今後どのような展開を考えていますか?
 規則内では努力はしてます。でも規則を超えるものは作れません。お客様が望むのであれば色々なものを作りますけれども、バランスは崩れてしまいます。(例えば)1000円で100ゲーム遊べる台はホントに楽しいでしょうか?楽しくないですよね。大当りを目指しているのに、ブドウばっかり当るような台は面白くもなんともないですよね。
─ 「BAR揃いもボーナス図柄にして欲しい。」
 そのことについては私も考えています。私個人の意見としては、スロットの図柄の原点は【7】なので、大当りは7だけで良いと思います。今回の場合は、各フラグごとに全部別フラグを設けました。赤7だったら赤7のフラグを立て、BARだったらBARのフラグを立てれば良いんです。でも、ジャグラーの年齢層は高く、正直あまり上手なお客様がいらっしゃいません。BARを狙って下さいといったら、もうドギマギしちゃうんです。だから今回は(BAR図柄の採用を)ヤメたんです。今回7をキラキラにしたのは、BARよりも目立たせるためです。これで、どこかのランプを使って、ここのランプが点いた時にはBARを狙って下さいっていうのを仮に作ったとします。それをお知らせする為に小冊子などを置いたとしても、それが無くなってしまったらどうなるでしょうか?導入してから半年経ってはじめてジャグラーをやってみよう!と言う方が誰かに聞かないとわからない、という状況になっちゃうんです。怖いですよね?それを私はさせたくないんです。
 これは賭けです。社内にも反対派(BAR図柄を採用したい派)はいます。 極論ですけど、赤7とBARの獲得枚数に差が出るんであれば、BARもBIGにする価値はあると思います。でもアイムジャグラーでは誰が打ってもMAX325枚の同じ枚数しか出ないんです。BARが揃っても7が揃っても出てくる枚数一緒なんだったら、1個でいいでしょ、ということになりました。
 どうしてもBARもBIGにしたい!という意見が多かったらもう一回作りますよ。
─ 「機械割を上げて欲しい。」
 機械割を上げることは難しいことじゃないんです。私個人の意見になっちゃうかも知れませんが、「本当にそれでユーザーの方は打っていただけますか?」という質問を逆にしたいと思います。機械割だけを追って機械を作れば、大当り確率は落ちます。光る回数は、格段に落ちてしまいます。更にベース(コイン持ち)がもっと上がります。ブドウやチェリーがもっと当りやすくなります。1000円で50プレイも60プレイも回せるジャグラーを作れと言われれば作ることは可能ですが、じゃあ果たしてそういった機械を本当にお客様は打ちたいですか?と思ってしまうんです。
私は少ない金額で光らせたいと思ったので、今回のアイムジャグラーもそのように作りました。例えば‥3万円を持っていて3万円使ったけれど、一回もペカんないのが良いか、それとも1万ぐらい使って、1回か2回ペカっとくる方が良いか、どちらが良いでしょうか?長時間プレイした場合、私はたくさんペカって欲しいと思いました。機械割については皆様から低いと言う意見は多く、トータルで発表している機械割は確かに他機種よりは低いですが、最終的なその数値に落ち着くまでのスランプの作り方、これは絶対に他の機種には負けていません!瞬間瞬間の出玉性能的には絶対負けていないと思っています!連チャン、結構しますよね?(笑)
だから、あの連チャンを削ってまでも小役に振って良いんであれば、出玉率の高い機械は作れますよ。ただし、ハッキリ言って面白くないと思うんですよ。お客様は当然毎回勝ちたいと思って、ホールに行くと思うんですが、その中でも勝ち負けがありますよね?どんな機械で打ってもコインが出ている間は楽しいんですよ。でも、負けた時にスコボコにされて負けるか、それとも「娯楽だから、遊べてナンボだよね」と考えているお客様もいると思うんです。
だから、出玉率、出玉率と皆様はおっしゃっていますが、他のメーカー様から出ている、ウチの機械と同じAタイプ完全告知機の中で、最終的な出玉率がウチのより高い機械はあります。しかし、それはお客様が座っていないんですよね。それが答えだと思っています。面白くなくてもスペックが高い方が良いのか、多少スペック低いかも知れませんけど、打ってて楽しい機械が良いのか、選ぶのはお客様だと思っています。
─ 「チカッと一瞬だけ光る【瞬き告知】的なものを入れて欲しい。」
 可能ですが・・・それを本当に望むでしょうかね?
─ それでは、チャンス演出として「光るかも?」という風にするというのは?
 それやると、またあぶられちゃいますよね。チカチカっとして光らなかったら、お客様は絶対怒ると思うんですよ。怒ってタバコの火をGOGO!ランプにジュっと‥。GOGO!ランプを火あぶりの刑にしてる人がいるんですよ。(怒)そういう人がまた増えるでしょうね。もし、瞬き告知を入れるんだったら確定演出にしてあげないと!
─ 「ホールに行くとジャグラー仲間で盛り上がる」という意見も多いようですね。「ジャグラーがあったからこそ仲間ができた」という方も‥。
 お店の中でもジャグラーのシマは、何か独特の空気が流れてるんですよね。老若男女いろいろな方が、ホールに来て楽しい!と思っていただける空間を作れる機械っていうのは、そうそう無いんではないでしょうか。お客様同士の横のつながりを持ってるっていうのがジャグラーの強みじゃないかと思います。ジャグラーを打ってくださっている方ってなかなか浮気をしないんですよね(笑)たとえ他の機械を打っても、また帰って来てくださいます。
 ジャグラーって「光るだけじゃん!」とよく言われるんですけど、確かにそうです。でも、その光るまでの過程に味をつけてる台って正直、無いと思うんですよ。「いつ光るのかな?」っていう部分で味を付けていると、やっぱり楽しいな!って思うわけですよ。その味付けが、完全告知のなかでも、実は一番難しい部分だと思うんですよ。
─ 「パチンコジャグラーを開発して欲しい!」
 ウチはパチンコは作れないんですよ。パチンコを作るにはパチンコの組合に入らないといけませんので・・・。
─ では、パチンコメーカーさんとの共同開発はどうでしょうか?
 う〜ん、ジャグラーのパチンコ‥打ってくれないと思いますよ。面白くないでしょう?完全告知のパチンコ。予告演出があるからパチンコは面白いわけですよね?スタートチャッカーに入った瞬間にGOGO!ランプが点いたら当たりで、点かなかったら全部ハズレですからね。そんな台果たして打ちたいですか?私は嫌ですねぇ(笑)ジャグラーを作った本人が言っているのですから間違いありません(笑)
─ 「ストップボタン表面をテフロン処理にして「グリグリ感をUPしたい!」
 う〜ん・・・逆に言いますと、いまのボタンではダメでしょうか?今時、ウチのストップボタンは珍しいストップボタンなんですよ。他のメーカー様は、だいたいプラスチックですよね?ウチは金属なので、ネジるときの触感、重厚感があると思いますよ。
 今のボタンがどうしようもなく嫌だという意見が大多数来るというなら考えます(笑)
─ 「液晶でのGOGO!ランプ」
  ・・・逆に味気ないと思うんですよ。作ったはいいけど開発コストがかかります。ホール様に対する負担も増えてしまいます。そこでGOGO!ランプしか出てこない液晶使ってホール様は喜ばないですよね。打ってるお客様もきっと面白くないと思いますよ。
─ 「リールフラッシュを搭載してほしい」
   個人的には必要ないと思いますね。1回ウチはハイパージャグラーVで痛い目に遭ってますからね(笑)
確かにリールフラッシュを搭載すると、若いお客様には楽しんでもらえると思います。でもお父さんお母さん世代には全くわかりません。それをやってしまうと、ウチのメインのお客様である高年齢層の方が席を離れてしまいます。どっちのお客様が座っても楽しいって機械にしないといけないんですよね。
 完全告知は死ぬほど難しいんですよね。皆様がお考えになってる以上に難しいんですよ。どのメーカーもヒットすると思って作るわけですよ。年間に何千機種がある中でヒットする機種は多くはありません。その中で、地味ながら10年間もジャグラーがいるってすごいことですよね。「ただ光ってるだけじゃん!」と、すごいと思っていただけることは少ないですが‥(笑)「ジャグラーの原点は何?」と突き詰めると、ランプに行きつきます。
ランプって答えは2つしかありません。「点くか?点かないか?」ただそれだけです。丁か半かというギャンブルの原点ですよね。いつでもできるし、一番熱くなれる二分の一の勝負です。実際のところ、ランプは一日に8000プレイ回したとして、80回ほどしか光らないんです。そこに一喜一憂する、コレってすごいことだと思いませんか?お客様の頭の中には常に「光れ!」という思いがあるんです。実際、確率以上にもっと光ってるような感覚がありますよね。そういうオカルトがある機械は良い機械なんだと言われています。そういう台を作ることは本当に大変なんです。「つまんない」と思われる機械は3日で誰も座らなくなります。リピートがあるということは、何か楽しいからまた遊んでいただけるんだと思うんですよ。それの積み重ねで、ロングランヒットするんですよね。
ウチは完全告知という姿勢を取り続けていますが、そうでないメーカー様もいます。実のところ、若い人向けの頭使って考えて打つような機種は私には面白いと感じませんし、正直付いていけないです(笑)普段仕事なんかで頭使っているからこそ、パチンコ打つ時くらいは何にも考えないで打っていたいと思うんです。本職である自分がそう思うからには、一般のお客様の中ではもっとたくさんそう思っている方がいらっしゃると思うんです。
何にも考えたくないからパチンコを打って楽しんでいるんだと思うんですよね。私達の世代ではアレをやってコレをやって・・・と考えるのは面倒くさくなっちゃいます。勉強したくないですよ、絶対嫌ですね(笑) だから、ジャグラーのシマと若い人向けの機械のシマは共存していないんですよね。ジャグラーのシマなら「3回続いたから、ちょっと機械を休ませてあげなきゃ出ないのよ〜!」なんてオカルトみたいなことを言って盛り上がれるけど、若い人達のシマは「大当り出現率が良いから、高設定」など、理論で盛り上がりますよね。そういう傾向があるから、お店によっては機械の配置によって稼動が良くなったり悪くなったり‥ということも当然出てきます。ジャグラーみたいな機械を、若い子がたくさんいるような、スロット専門店みたいな店の真ん中においても全く使われないですよ。むしろ、ちょっと郊外の昔からずっとジャグラーを置いているような店だったら、何の違和感も無く導入されると思います。
ただチャンスゾーンを付けてくれ、というような意見もウチにはきます。でもそんなの無くてもちゃんと出るでしょ?(笑)
─ 「ジャグ連の謎を徹底解明して欲しい。」
 ウチにも意見がよくきますけど、「それがわかるならこっちが知りたい!(笑)」ですよ。(笑)わからないから楽しいんですよ。あとよく皆様「メーカーに勤めているとスゴく儲かるんでしょうねぇ」なんておっしゃるんですが、そんな儲かるなら会社に行かないですよ(笑)
─ 台を判断する基準が人それぞれあると思うんです。もちろん、私にもありますが・・・川崎さんの台の選び方は?
 私が打つ時はどこのお店も一緒、全台低設定なんだという気持ちで打っています。「勝ちたい!勝ちたい!」と思うのではなく、「まぁ会社の帰りだし、ちょっと遊ばせてくれればいいや。」と気楽に打っていますね。勝ったらラッキー、負けたらお店に寄付した、という軽い気持ちです。軽い気持ちで打つから楽しいんです。アイムジャグラーでもレギュラーは多いんですが、偏るときはビッグに「ガンガンガーン!」と入ります。その代わり負けが続くこともあります・・それがゲーム性ですよね。己の引き勝負みたいな、私はソレが好きなんですよ。(笑)常に、良い設定が入ってるなんて思わないで打ってた方が気が楽なんですよ。その時はスゴく楽しく感じますよね!勝ってもつまらない台ってありますよね?そんなのより、私は負けても楽しい台を作りたいんです!私のワガママでもありますが‥(笑)
─ 最後の質問です。やはり社内的には技術グループの方がいらっしゃると思うのですが、どのように開発を進めるかと言うことを話し合うのでしょうか。
 毎回やるというわけではありません。会社からいわれて「やれ!」と言われた時はやります。作る前にまず社長に呼ばれます。「やれ!」という言葉の前に2つ3つお言葉があるんですが、それがとんでもないことを言われたりするんですよ‥(笑)今回も「今の4号機のジャグラーを5号機として作れ!」と‥(笑)コレは大変だ!となりましたよ。社長から言われたらやらなくちゃしょうがない、でもやるからには一つだけワガママ言わせてくださいと言いました。それは、「自分が納得した上で『できました!』と社長に見せるまでは発売しない。納得するまでやらせて欲しい!」と言いました。本当に大変でしたよ。今回、ゲーム性をMAXまで高めてしまったからもうこれ以上入れるものは無いくらいですね。今度作る時はもっと大変でしょうね。でもまた作ります!ファンの期待に答えなくてはなりませんからね!

 今回、ジャグラーの開発者である川崎さんに、再取材という形で貴重なお話をお聞きすることができました。前回のインタビューページにてファンの方から様々なご意見をいただき、その意見を川崎さんに投げかけさせていただいたのですが、「なぜ、ピエロをモチーフにしたのですか?」などの素朴な意見から、「ジャグラーをパチンコでつくって欲しい!」などのユニークな意見まで、様々なファンの声に対して、アツイ回答をいただくことができました。「納得するまで発売しない!」という川崎さんの開発ポリシーが感じられるインタビューになったと思います。どうもありがとうございました。

(C)KITA DENSHI



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