| 「ちょうど若者の萌えブームがありまして‥(笑)」 |
| ─ まず初めに、本機の開発コンセプトについてお聞かせ願えないでしょうか? |
『戦慄』は【新感覚ホラーパチスロ】となっています。今までこういったリアルな形でホラーを題材にした機種は無かったと思います。
5号機市場の現状、出玉面で他社様と競争していくといったことではなく、「どういった形でユーザーの方に弊社の提供するエンターテイメントを提供していくか?」という部分で、他社様との差別化を測っていく形となりました。
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| ─ 筐体の上部にフィギュア・中央部にリール・下部に液晶を搭載した三位一体型の演出を楽しむことができますが、この発想はどの様にして生まれてきたのでしょうか? |
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| 開発部 開発マネージャー 金 永宝氏。 フィギュアを用いながらご説明いただきました。ありがとうございました! |
何のフィギュアを搭載するかも全く決まっていない状態から開発が始まりました。
ホラーをモチーフにした機械をつくることも決まっていませんでした。
最初に箱(筐体)が決まった段階で、「じゃあ、どういった機械をつくって差別化を測るか?」というところを考えた時に、弊社の中でホラー系が好きな社員が多くいまして‥(笑)
今まで少しアニメチックなホラー系はあったんですが、リアルホラーはまだありませんでした。
新規参入ということもあり、インパクトのあるものを題材にしたいという考えがあり、「ホラーをモチーフにしよう!」ということになりました。
最初はフィギュア搭載機でなく、真ん中に液晶がある15インチの全面液晶を使用した新筐体を考えていたんですが、「他社と差別化を図りたいね!」ということで、そういった中でちょうど若者の萌えブームがありまして‥(笑)そのブームに乗っかって、「パチスロにもフィギュアを搭載したら面白いんじゃないか?」という感じで、このフィギュア搭載パチスロの開発が進んでいきました。 |
| ─ 建築家の山口東洋彦氏がデザインした筐体。筐体デザインの拘り部分を教えていただけないでしょうか? |
| そうですねぇ〜 拘りは大きく分けて2箇所あります。まずはサイドレンズですね。ただ単にレンズカットをしている訳ではなく、【インモールド成型】という特殊な成型技術を使っているんです。
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| ─ インモールド成型とは?? |
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西洋の柱をイメージしたサイドレンズ。
配置の仕方にも工夫が盛り込まれている。 |
他社様のレンズカットを見てもらえば判ると思うんですが、通常は透明着色のみで何もデザインがされていないと思うんですよね。今回、弊社のレンズは、レンズの表面にフィルムを転写できる技術を用いているんです。
山口さんの監修の元、【西洋の柱】をイメージしたレンズを採用しています。レンズの配置の仕方にも相当拘り、色を統一したレンズをアーチを描くような形に配置してあります。
この様に配置することでユーザー様に【アーチ内に集中しながら】プレイしてもらえるという効果があるんです。
また、今回のサイドレンズは違うデザインにも対応できる形になっています。黄色にしたりといった色替えや、他のデザインを嵌め込むといったことも可能です。
もう一つの拘りは、【ラメ】です。スピーカーと受け皿のところに注目してみてください。暗くして光をあてるとよく判ると思うんですが、実はラメを施しているんです。実際のホールは暗い所が多いと思うんですが、そういう所では綺麗にキラキラと光るので面白いと思いますよ!
建築家・山口東洋彦氏 開発デザインストーリーページ |
| ─ 本機最大の特徴である3つのフィギュアに関してお聞きします。このフィギュアはイラストレーターの多田敬一氏がデザインされたとのことですね。まずは、「ドクロ」からお聞きしますが、
小役告知で活躍する「ドクロ」役物の製作はどのようにして進んでいったのでしょうか? |
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リアルなドクロに、羽根の生えた黒猫。
燭台や本など、緻密なディティールで作られている。 |
ホラーといえば「ドクロ」ですよね。開発段階で「このドクロは必ず入れたいね!」ということになり、ディズニ−ランドのホーンテッドマンションにヒントを得て開発しました。ホーンテッドマンションには本の上に水晶があって人の顔が不気味に見えるようなシーンがあるんですが、そこからヒントを得て、ドクロを本の上に配置しました。
そこで「じゃあ、横は寂しいから何を入れようか?」となって‥ロウソクと黒猫を配置しました。最初はただの黒猫だったんですが、色々と思索を積み重ねていく段階で「ただの黒猫じゃ面白くないね‥」ということになって、後ろに羽根を生やして、「お客さんを招いている」という感じで招き猫っぽくしました。 |
| ─ 戦慄タイム時に登場する「洋館」役物の制作はどのように進んでいったのでしょうか? |
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| 主人公が洋館に乗ってきた赤い車が印象的。洋館に捲きついた植物や、折れて崩れた柱などにも注目。 |
元々のデザイン画は海辺の崖にこの洋館がそびえたっていて‥というものでした。
今回の戦慄のストーリーにもあるんですが、主人公の管理人が洋館に乗ってきた赤い車をのせています。
それと、よく見ていただければ判ると思うんですが、入り口の柱が折れているんです。
ここも上手く不気味さを引き出せていると思います。 |
| ─ 戦慄ボーナス時に登場する「棺桶」役物の製作はどのように進んでいったのでしょうか? |
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青白い手が棺桶から伸びている。
この中に入っているのは一体…!? |
地下室のジメジメしたようなところに棺桶があって‥ドブネズミがいて‥というイメージです。不気味な感じでつくらさせていただいております。
この「棺桶」には実は裏話がありまして‥
元々最初は、ドクロではなくこの「棺桶」を小役告知用のフィギュアに考えてたんです。棺桶の空いている部分から光を出して、小役を告知しようと思っていたんです。ちょうどその時、多田さんがドクロの目を光らしたデザイン画を持って来ていただきまして。弊社開発陣一同「ドクロの目を光らした方がいいんじゃない!」ということになりまして‥
そこから、【ドクロ】を小役告知に使用し、【棺桶】を戦慄ボーナス時に使用することになったんです。
フィギュアデザイナー・多田敬一氏インタビューページ |
| ─ 戦慄ボーナス時には、全13話のオリジナルストーリーを見ることができますね。このオリジナルストーリーの製作はどの様に進んでいったのでしょうか? |
これは言ってもいいのかな‥(笑)本当は各ストーリーは全20話くらいあったんです。申請上の問題でグロテスクなシーンが入っているものは省かせていただきました。「これなら検査を通るだろう。」というストーリー13話を採用しています。
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| オリジナルの戦慄ストーリーは全13話。1話完結物で恐怖のストーリーや奇妙なストーリーが用意されている。 |
1話のストーリーは、実際違う形で使用しようと思っていたのもあるんですが、10分近くもあったんです。それをBIG中の時間に合わせる形で3〜4分に縮めてあるんです。元々長かったものを短縮してありますので、1回見ただけでは「えっ?コレどういう意味なの?」という部分もあるかも知れません。そういう時は、14回目になるとまた1話からランダムで始まりますので、頑張ってボーナスを引いていただけたら嬉しいです。(笑)また見ていただけると「そうなってたんだっ!」と納得して楽しんでもらえると思います! |
| ─ オススメのストーリーを教えていただけないでしょうか? |
| 個人的には「マネキンの部屋」がオススメですね。迫力があって結構怖いと思いますよ。他にも奇妙さを体感していただけるストーリーも用意しておりますので、是非ご覧下さい!
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| ─ 通常プレイ中の楽しみ方を教えていただけないでしょうか? |
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【??】が横切る瞬間。
実際に見ることが出来れば…!? |
通常時は管理人として働くことになった主人公の視点でゲームが進んでいきます。
ホテル内の各部屋でストーリーが展開されるんですが、ここでは多彩な演出を楽しむことができます。
例えば、扉演出時のセリフやドアの向きによっても期待度を変えております。
他にも戦慄タイム中のロウソクにも注目で、ここで【??】が横切ると‥!?
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第3停止ボタンをネジネジ。
ボタンを放した瞬間のアクションに注目! |
こういったボーナスチャンス時はリール上部の役物の扉に注目で、通常は【右開き】ですが【左開き】だった場合は激アツです!
そして、ボーナスが確定すると、ユーザーは恐怖の扉を見つけてしまうんです。ストーリー上、恐ろしい扉となっていますので、本来見てはいけない扉なんです。
実際はボーナス確定で嬉しいんですけど、怖いストーリーの始まりでもあると捉えていただければ‥‥
なお、通常プレイ中は変則押ししない限り、どの小役も取りこぼしがありませんので、フィギュアや演出を楽しみながら安心してプレイすることができます! |
| ─ 「7図柄・リプレイ・リプレイ」の1枚役が当選すると、突入する「戦慄タイム」。「戦慄タイム」は戦慄ボーナスのチャンスとなっているとのことですが‥?? |
戦慄タイムに入ると、リプレイの出現率がアップしますので、少ないコインでボーナスを引くチャンスとなっています!
また、本機はリプレイでもボーナスとの同時抽選が行われます。リプレイの出現率がアップするということは‥??
期待感を持ってプレイできる「戦慄タイム」を是非体感してみてください! |
| ─ ユーザーが台選びする際のヒントがあれば教えていただけないでしょうか? |
| ボーナス出現率が高い台が高設定の可能性が高いのはもちろんですが、実は「7図柄・リプレイ・リプレイ」の1枚役に台の見極めのポイントがあります。1枚役が成立すると、洋館が出現し「戦慄タイム」に突入しますが、この1枚役成立時の戦慄タイム突入率には設定差を設けています。【洋館が良く出現する台】はオススメですね!
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| ─ 開発の際に苦労した点・工夫された点などをお聞かせ願えないでしょうか? |
まずは、ボーナス仕様ですね。ボーナス純増枚数を増やすか、それともボーナス確率を上げるか?その規制内でのバランス調整には多くを議論し、苦労・工夫した所でもあります。
やはり、本機のウリの一つである「ボーナス中のストーリーをたくさん楽しんでいただきたい!」というのがありましたので、ボーナス確率を良くした仕様にしてあります。
純増枚数は200枚を切ってしまうのですが、その分ボーナス確率を高くしてあります。当りやすい中で、ボーナス中のストーリーをたくさん楽しんでいただければと思っております。
また、山口さんのデザインを形にする際にも、何度も何度も納得するまでつくり変えていきました。パネル部分のドクロの透かし方など、どういう形にしたらビックリさせられるか?という部分に拘って製作しています。
でもやっぱりこのフィギュアと役物の開発が一番時間がかかっていますね。このフィギュアだけで半年以上はかかっていますが、それだけ完成度の高い良いものができたと自負しております!
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| 筐体の中では、より一層フィギュアが活きてくる。奇妙な淡い光や、洋館の背に光る稲妻など…目が離せない! |
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| ─ やはり、拘りを持ってできた作品になっているんですね。開発中の社内の雰囲気はどの様な感じだったのでしょうか? |
毎週、定例会議があるんですが、各担当分野だけでなく、担当外の者からでも意見が出てきたり‥全員で一つのチームとして自由な意見が飛び交っていました。
また、弊社代表はデザインにはすごい拘りがあり、例えばフィギュアのバックのシールのデザイン一つとっても、「ここダメだなぁ、もう一回!またデザインして!」という感じで、納得するまで何度も何度もつくり直しをしましたね。(笑)
その結果、話題性もあり、フィギュアもあり、13話のストーリーもありの良い作品に仕上がったんではないかと思います。 |
| ─ 今後もこういった役物搭載パチスロの開発は続けていく予定でしょうか? |
| それはもちろんです!まだ開発途中なんですが、次回も役物搭載機種を予定していますので、乞うご期待ください! |
| ─ 最後に、パチスロファンの方へメッセージをお願いします! |
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パチスロ業界に新たな旋風を捲き起こす!
新規参入メーカー エールが送り出す意欲作「戦慄」。アイデア・話題性も高く、要注目です! |
3つのフィギュアを搭載した、弊社自信作をプレイしていただき、13話の戦慄のストーリーを体感していただければと思います!
ちなみに、BIG中の13話のストーリーのどこかにピエロが隠れているんです。
昔あった「ウォーリーを探せ」みたいに、ピエロを探しながらBIGを消化していただくと楽しめるかと思いますよ! |